体罰・いじめが原因の不登校の人たちへ

 このサイトをご覧になっている方の中には、学校の先生からの体罰やいじめによって不登校になった人もいると思います。

 

 たとえば、学校の先生が、特定の生徒に対し、(その生徒が何も悪い事をしていない場合とか、一般的には指導の対象とはなり得ない場合でありながら)特定の生徒だけを標的にして、暴力や暴言、あるいは「見せしめ」的な体罰やいじめが行われているケースがよくあります。部活動などのスポーツや受験における進学指導の中で、「指導」という建前を用いて、学校の先生がやりたい放題やっていることで、多くの子ども達が傷ついたり、精神的・身体的につらい思いをしたりしています。

 

 そして、もしかすると、この文章を読んでいるあなたもその一人かもしれません。私はそのことを前提にこのページの文章を書いているところです。

いかなる場合でも体罰やいじめはあってはならない

 まず、いかなる場合でも体罰やいじめはあってはならないことで、学校の先生だからといって何でもやっていいわけではありません。学校という狭い世界の中で、徒弟制度のような「絶対服従」の関係があり、そこで周囲の同級生も学校の先生の味方をして、今度は生徒同士のいじめなどに発展するような現象も各地であるようですが、そもそも学校の先生が体罰やいじめを行うこと自体があってはならないことですから、体罰・いじめの被害者を悪くいう周囲の同級生や大人たちにも大きな問題があると思います。(参考:http://10kou.web.fc2.com/taibatsu.html

 

 学校という狭い世界の中で、理不尽なことをされ、「自分が悪いんだ」と思い悩んでいる不登校の人たちは、まずは自分を責めないでほしいと思います。また、学校の狭い世界の中で常識と思われている事が一般の常識とは違うという場合が多いものです。

 

   少なくとも、学校の先生が体罰やいじめを行っておきながら、「指導」といって責任逃れをしようとしているのも、結局は生徒同士のいじめの中で加害者が何か理由をつくって言い逃れをしようとしている現象と同じにしかすぎないわけです。したがって、学校の先生が責任逃れのために、被害者に対して責任転嫁しようとする際の言葉には耳を貸す必要性はありません。

 

 体罰やいじめの被害を受けた人たちは、何も悪い事をしていないし、倫理的にとがめられるべきこともしていない。自分自身にそのような自負があるなら、「自分が悪いんだ」と思い悩んでいる不登校の人たちは、まずは自分を責めないでほしいと思います。そして、自分に自信を持ってほしいと思います。自分に自信を持つための方法はたくさんあり、自分の道を自分で探す事が重要なのですが、このサイトは、「勉強法」という視点から、不登校の人たちが自分に自信を持つための手助けになればと思って作ったサイトです。皆さんのお役に立てれば幸いに思います。

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