市販の教材は何冊準備したほうがいい?

 不登校の人が実際に自宅で学習を進めるうえで、学校の教科書や教科書ワーク(教科書準拠の解説本)を活用する事は重要だということは既に述べていますが、それ以外の、市販教材は、いったい何冊くらい準備したほうがよいのかということを考えてみましょう。

自分のレベルにあった市販教材を段階的に選ぼう

 参考書と問題集の違いについては、別のページで解説しましたが、学習の理解を深めるためには、参考書と問題集の両方を準備する事をおすすめします。

 そして、参考書や問題集は、いきなり難しい内容から取り組んだとしても、うまく教材を使いこなせなかったり、学習内容を理解できないまま勉強を挫折してしまうということになりかねません。

 

 したがって、参考書や問題集は、自分にとって無理のない基本的なレベルの問題から解き始め、段階的に、難しい参考書や問題集に挑戦していきましょう。学校に通っているひとより、不登校で勉強している人のほうが、より多くの参考書や問題集を購入する必要があるとは思いますが、納得のいく学習を進めるためには、難易度の異なる数種類の参考書・問題集を使いこなすことが大切だと感じます。

同じ問題を繰り返し解いてみよう

 一般的によく言われることですが、同じ問題を繰り返し解くことが、学習内容の定着をはかるうえでは重要になります。

 したがって、数種類の参考書や問題集に取り組むといっても、購入した参考書や問題集を一回使ったらそれで終わりというのではなく、同じ内容のものを繰り返し解いてみることが大切になります。難しい問題集や参考書を使う段階になっても、定期的に、基礎を忘れないために、簡単な問題集に戻って再度同じ問題を解く機会をつくっておきましょう。

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